はじめに
将来、結婚や出産を控えている若手男子に朗報です。
子供が生まれたら、育休を取ることを強く強く強くオススメします
理由は、人生を変えることができるからです
- 男性で育休?
- そんなの取ったら職場の上司や同僚から何言われるかわからない
- その後の昇進に不利になるのでは?
等の不安をお持ちかもしれませんが、
そんな不安が消し飛ぶくらい、メリットが大きいことを伝えたいです。
かく言う私は、前職にてパワハラ上司との戦いで身体がズタボロになっていたところ、
1年間の育休取得で体調を回復させただけでなく、当時興味関心のあった機械学習、AIを独学で習得し、その分野へ転職までした経験の持ち主です
↓こちらで詳細を話しております
会社に育休取得制度があるのに活用しないなんてもったいないと思いません?
朝食バイキング付きのホテルに泊まったのに、朝食食べずにチェックアウトするようなものです。(良い喩えかわかりませんが、、、)
あなたの人生がより素晴らしいものになるかは、この制度を活用できるかにかかっていると言っても過言ではありません
是非、育休のメリットを享受する側になりましょう。
前置きはさておき、早速、育休取得のメリットを挙げましょう
育休のメリット
育休のメリットはなんと言ってもまとまった時間とお金が同時に手に入ることに尽きます。
貴重な自分時間が手に入る
普段、仕事や家事育児に忙殺され、たとえやりたいことがあってもまとまった時間がないために、悩ましい日々を過ごしている方が大半だと思います
でも育休を取れば、そのまとまった時間、確保できますよ。
「育児」という大変な仕事があるものの、要領を掴めば、非常に多くの時間を自分のために自由に使えます
そして強調すべきは、老後までもうこのタイミングでしかまとまった休みを取れるチャンスはないという事実です。
あくせく働いてやっと自由な時間が!と思った頃には65歳。いや、人生100年時代だから皆さんの老後は80歳かもしれません。
80歳になってから自由になってもなー。足腰も弱いしできること限られてるよな。。。
お金は稼げば手に入りますが、時間はそうはいきません。
現代人にとって時間はお金より大事なものですから、言うまでもなく「圧倒的幸福感」が得られます。
お金も手に入る
ただ休みが貰えるだけでも嬉しいのに、なんと!国からお金まで貰えるのです。国、わかってんな〜。
つまり、時間があってもお金のない学生より恵まれた条件と言えます。
(学生はお金がないので、結局バイト等に時間を溶かさないといけません)
育児という仕事をしているとは言え、就業していないのにお金が貰えるのはありがたいです。
ある意味、堂々とニートになることができるのです。なんてったって国のお墨付き
肝心の給付額をざっくりと言うと、育休取得前の給料の3分の2〜半分程度(ただし上限あり)で、
最長1年間(正確には子が1歳になるまで)貰えるので、充分生活に困らない程度と言えます。
足りなければ、制限はあるものの育休中に仕事をしても良いみたいです
さて、獲得したまとまった時間とお金で何をしましょう。ワクワクしてきませんか?
例えば、
- 普段できなかった長編の本を読んでもいいし、
- 漫画や映画三昧でも良い、
- ド平日の超安いタイミングで家族旅行に行ってもいいし、(緊急事態宣言中はやめてね)
- 全く新しいことにチャレンジしてもよい
など、貴方の好きなことに使えば良いのです。ただし、育児を放棄しない範囲でね(本末転倒w)
私の経験談
ここからは私の経験談を紹介しましょう。
新しいことをスタートし人生の幅が広がった
時間に余裕があるからこそじっくり腰を据えていろんなことに飛びついて飛躍的に人生の幅を広げることができました
1)データサイエンス(機械学習やAI)の独学&転職
なんて良い子ちゃんなこと。。。意識高過ぎてごめんなさい。
「おい、嘘だろ?もっとさぁ、パーーッと遊べよ!」というヤジが飛んできそうですが、
冒頭でもお話したとおり、育休前の私はパワハラ上司との戦いで、本当に追い詰められてたんです。
だから、「あの環境から抜け出す」明確な目的があったんです。
だから、必死で勉強しました。正直学生時代より勉強しました。
でも、やらされて勉強したわけじゃないから、全然苦ではなかったです。
30代のオジサンからでも未経験職種へ転職の機会を得られたのは、本当に育休のおかげです。
2)読書習慣をGETした
また、私は育休を機に読書家になりました。
それまで読書経験ゼロです。最後まで読めた試しがありません。
それは自ら読みたいから読むというよりは、読まないといけないから読んでいたからだと思います
読書感想文がその典型ですよね。読みたくもない本を強制的に読まされて、感想を求められる。
そりゃおもんないよ。おかげさまで人生の早い段階で本嫌いになることができました
しかし今回、育休前に切羽詰まっていたこともあり、
明確に困ったことがあり、書店に助けを求めたことで(目的を明確にした読書を通じて)、その素晴らしさに気づくことができました。
これまで読書習慣がなかったこと、本当に後悔していますが過ぎたことは仕方ありません
失った機会を取り返すくらいの勢いで読んでます
読書は最強の武器です。その読書習慣を得られたのは育休のおかげです。
3)投資をスタートした
さらに、これまで敬遠してきた投資をスタートしました
前述の読書を通じて投資の勉強をしたのがきっかけです
投資をする人としない人の間で格差が拡大している事実を知り、慌てて始めました
投資というとデイトレーダーのように画面に一日中張り付いてやるものを想像しますが、
銀行預金の代わりにインデックスに連動する投資信託に預ているような感覚で普段は特に何もしません
放おっておくだけで、勝手にお金がお金を生んで増えていくのです。(非常に怪しい表現ですが、、、)
時間を掛ければ掛けるほど有利なため、早く始めた者勝ちです。
まだ投資未経験の方は、しっかり勉強すれば、安心して始められますよ
投資を始められたのは、育休のおかげです。
4)副業をスタートした
さらにさらに副業にもチャレンジということでTwitterやブログでの発信活動をスタートしました。
現状、何の収益にもなっていませんが、将来、家計を助けてくれるようにコツコツ積み上げて行こうと思います
どうすれば人の役に立てるかを日々考えることは、本当に勉強になります
そういう意味では、日々お金ではなく、経験を貰っているなぁと思って頑張ってます
自分が発信する機会を得られたのは、育休のおかげです
5)その他
他にやってみたこととして筋トレ、断食、瞑想、料理、タイピング、朝散歩・・・など、たくさんありますが、
長くなるので割愛します。機会や需要があれば、記事にします。
規則正しい生活により健康を取り戻した。
前述の通り、私は育休取得前、職場の上司からのパワハラに苦しんでいたので、精神的にも体力的にも身体がズタボロでした
そんな状況の中、上司から逃げれたこと、「健康」を取り戻せたことは非常に大きかったです
健康な時ほど、体調は軽視しがちですが、本当に自分の身体の反応を無視し続けるとヤバいということがわかりました。
正直、死の淵が見えていました。。。健康第一です。健康なくして何の幸せもありません。
お金をいくら稼いでも、時間がいくらあっても健康でなければ幸せではありません。
その健康を取り戻せたのは(今の私が存在するのは)、育休のおかげです!
家族旅行で貴重な思い出を作れた
家族旅行ってなかなか金銭的にも時間的にも難しいですよね。
そんな中、ド平日に格安で旅行に行けたのはすごくいい思い出になりました
どうせ旅行に行くなら、老後ではなく、足腰も元気な若い時に行きたいですよね
育休中なら1週間でも、1ヶ月でも格安で行けちゃいますよ。今はコロナで行ける時期や場所は限られていますが、、、
貴重な家族の思い出を作れたのは、育休のおかげです。
家族の絆が深まった
育休中はもちろん楽しいことばかりではありません。育児の大変さは本当に表現できないほど凄まじいからです。
本当に何度発狂し、我が子でも殴りたいと思ったことか。それほど大きなストレスが掛かります。
よく、育児ノイローゼや幼児虐待の話が出ますが、正直あり得ない話ではないと思います。
ただでさえ大変な育児において、パートナーからの協力も得られないとなると本当に、、、。
そうした事態を未然に防ぐためにも育休の取得意義はあるのではないでしょうか?
この大変な時期に夫婦協力し合って負担を軽減でき、絆を深められたのは、育休のおかげです。
育休取った小泉環境大臣も休みじゃなかったとおぼろげながらコメントしてましたねhttps://www.bbc.com/japanese/51130625
給付金で家計を賄えた
一年間休息し、これだけの経験をして、家計収支はプラマイゼロでした!本当に色々とプライスレス!
濃密さを考えると、精神と時の部屋に入っていた感覚です。入ったことないけど、、、
休んでいる間、仕事で得る経験スキルは停滞しますが、そんなもん嫌でもこれから40〜50年働くのだから無価値でしょ
今しか味わえない経験に時間を使いましょうよ。
これでも育休取らないという選択肢あります?
最後に、
ここまでメリットを多く語りました。どうでしたか?取りたくなりましたか?
これだけ暑苦しく語ってもまだ、冒頭に挙げた不安の方が大きいという方もいらっしゃるかもしれませんが、
貴方の人生です。これを機会に「貴方がどうしたいのか」をじっくり考えてみてください。外野に何を言われようが関係ないはずです。
本気で人生変えたい。楽しみたいと思うなら、育休をオススメします
人生を変えるには、まとまった時間、お金の確保が必須だからです。
現状、育休の取得率は低い状況ですが、せっかくの制度を活用しない手はありません
世の中には「なぜ育休取得するの?」と聞くバカな上司がいるみたいですが、シンプルに「取りたいから」と返してあげましょう
きちんと業務の引き継ぎをすれば問題ありませんよ。
私としては、「人生100年時代。1年くらい休憩しても文句言われない。ぼちぼち行こうや。」と思ってます
本記事で、育休取ろうか迷っている方の背中を押せれば幸いです
もし需要があれば、今後は具体的にどのように取得するのかとか、周りの反応はどうだったかとかを記事にしていこうと思います
最後まで読んでいただきありがとうございました。今後ともよろしくお願いします