パワハラ上司から逃げる方法【経験者が4ステップで解説】

  • 2021年2月17日
  • 2022年7月27日
  • その他

はじめに

パラパラ上司に捕まって、誰も助けてくれず孤立無援。どうして良いか分からず、途方に暮れている方へ

まずは、本当に今までお疲れさまです。

もうそのストレス環境に耐えるのは終わりにしましょう。

今の状況を続けていても、あなたは決して幸せにはなれません。

私もパワハラ上司に、身も心もズタボロにされた経験があります。本当に辛いですよね。

私は逃げる判断が遅かったので、人生において最も大切な資本である「健康な身体」を失いました。1年以上経った今でも定期的な胸痛があり苦しんでします。

もっと早く行動していれば、と後悔する日々です。

本記事では、私のような後悔を味わってほしくないという想いから、過去の自分を含め、今パワハラの被害に遭い、苦しんでいる方に向け、このストレス環境から抜け出す方法をお伝えします。

是非、今苦しんでいる方に読んで頂き、苦しみから脱却するきっかけとなれば幸いです。

方法はすごくシンプルです。先に結論から。次の4ステップです。

パワハラ上司から逃げる方法 4ステップ

  1. マインドチェンジする
  2. 逃げ方を選別する
  3. 身体を休める
  4. 転職活動する

以下、具体的に解説していきます。

パワハラ上司から逃げる方法 4ステップ

ステップ1 マインドチェンジする

真面目なあなたは、パワハラ上司に対して、どうやったら怒られずに済むか、どうやったら上司の言う通り出来るかを必死に考えているのではないでしょうか。

私もそうでした。でも、もう諦めて下さい

え・・・? でも、、、、

て言われたんですけど!?

カーネルサンダースのことは、完全に無視でOKです。喜んで終了しちゃいましょう!

過去の私も、今の状況がどうやったら好転するか、改善するか必死に考えて行動しましたが、

結論、頑張っても無駄ということがわかりました。諦めて良いんです。

ハラスメントなので、相手はどんな手段を使ってでも我々に攻撃して来るのです。

「お前のためを想って言ってやっているんだ」と自分を正当化しながら。

私の場合、成果に影響しないような小さなミスを取り上げられ、「こんなミスをするならもうお前に任せられない」だの、

「役職に見合わない。こんなミスをして恥ずかしくないのか」だのと、フロアにいる全員に聞こえるボリュームで罵倒(公開処刑)され続け、

完全にメンタルを潰されました。。。もうこんな嫌がらせに付き合うのはやめましょう。

あがいてはいけません。第一に逃げることを考えて下さい。

私は、ここで逃げたら露頭にまよってしまう。人生終了とまで思っていましたが、決してそんなことはありません。あなたが活躍できる環境は他にも無数に存在します。

ステップ2 逃げ方を選別

逃げると言ってもいろんな方法があります。

第一に、会社全体にパワハラの体質があるような場合は、迷わず転職です。結局異動した先でも被害にあう可能性が高いからです。私の場合はこのケースでした。

役職が上の人ほど、パワハラをする傾向がありました。そういった人が出世していく会社は、会社全体にそういった体質・構造があるということです。

そしてこの体質は今後変わることはありません。パワハラ上司がパワハラの部下をどんどん出世させて行くからです。パワハラ王国の完成です。誰も是正できません。

第二に、自分の上司だけがパワハラをする場合は、異動・・・と言いたいですが、待って下さい。

残念ながら、異動希望を出して即異動となる会社の方が珍しいのが現状です。。。

またパワハラ上司の下で働いていると、表向きには何の成果も上げられていない奴と評価されている場合が多いことも異動希望が通りにくい理由です。

私の前職でも異動希望が通るのは稀(まれ)でした。なので結局、転職活動で逃げるしかありません。

消耗している身体や精神を考えると、あてにならない異動希望が通るを待っている余裕はないはずです。

ここで大事なのは、チャンスを待つ姿勢を改めましょうということです。今までがそうだったように、誰も助けてくれないのです。

内定を取ればこっちのもん。「異動希望が通らないのであれば辞めます」と上司に交渉することも出来ます。

上司にとっても、部下に辞められると自分の評価を落とすので、積極的に動いてくれるかもしれません。

苦しみから開放されるには、自分で行動するしかありません。

ステップ3 身体を休める

経験上、パワハラの被害に遭っている時は、心身ともに疲弊しきっており、何をするにも気力が湧いてきません。これでは、一生この状況から出られません。

まずはゆっくり休んでください。パフォーマンスが落ちている状態では、この戦から逃げ切ることができません。

休むことに抵抗がある人も多いでしょうが、今後の自分の人生を守りたければ休んでください。疲れ切っていると、頼みの綱である転職活動にも支障をきたします。

あなたが採用担当者だとして、表情に疲れが滲み出ている人、精神的に追い込まれている人を採用したいですか? まずは疲れを取ることを優先しましょう。

難しいことはありません。規則正しく睡眠、食事、運動をするだけです。

ただし、何かしら症状が出ている方は真っ先に病院に行きましょう。健康は簡単には戻ってきません。何が何でも最優先です。

健康はすべての土台です。健康より重要なものってありますか?あったら教えて下さい。

会社を休む方法はいろいろあります。※会社によってルールが違うので、人事や総務に確認して下さい。

  •  溜まっている有給休暇を消化(一番手っ取り早い)
  •  療養休職(何かしら症状が出ている場合、病院にて診断書を書いてもらい、会社に提出すればOK)
  •  育児休職(子供が0歳なら迷わず育休取りましょう。会社によるが、私は1年間取ったった)

ここで、いくつか想定質問を。

会社を休んだら周りに何か言われないかな・・・

もうこの職場に戻る気はありませんので、考える必要ありません。あなたのこれからの人生のために休むんです。周りにとやかく言われる筋合いはありません。

パワハラを黙認していたようなメンバーです。無視です。絶交です。

休んでいる間の生活費は?
  • 有給休暇:言わずもがな給料が貰える。
  • 療養休暇:休んでいる期間中に傷病手当金が貰えます(期間:最長1年半。休職前の給料の2/3)
  • 育休中は、育児休業給付金が貰えます(期間:最長1年。休職前の給与の2/3〜1/2)

ここで大事なのは、先に会社を辞めないこと

会社を辞めて、貯金を切り崩しながらやる転職活動は精神的にもかなり追い詰められるので、余計なプレッシャーを担いでしまいます。

職場に戻る気はありませんが、あくまでも気持ちのゆとりを持つために、会社に席は置いておきましょう。

ステップ3 転職活動する

完全回復は難しいでしょうが、ある程度身も心も整ったら、転職活動を始めましょう。

平均的に掛かる期間は半年くらいですが、休職中のあなたは、転職活動に全エネルギーを使えるのでうまく噛み合えば3ヶ月くらいで内定を取ることが可能です。私は幸い3ヶ月で内定まで漕ぎ着けました。

転職の流れとしては、以下の通りです。

  1. 転職の軸(理由)を固めて転職エージェントに相談
  2. 紹介求人からエントリーする企業を選別
  3. レジュメを作成
  4. 面接2〜3回
  5. 内定

ここで転職活動について書くと、本題から逸れてしまうので、本記事では割愛します。

肝心なところ、教えてくれよと思うかも知れませんが、ありがたいことに世の中にハウツーはたくさん転がっています。 ググりましょう。

1つ、転職理由についての注意点としては、本心はパワハラ上司から逃げるためなのですが、やむを得ない理由とは言え心証がよろしくないので、表向き(建前)の理由を作りましょう。

私の場合は1年間も育休を取ったので、この際新しい分野へチャレンジしてみようということでAIを独学し未経験職種へ転職しました。

私の転職経験談をこちらで紹介しているので、興味がございましたらこちらも読んで下さい。
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内定を貰えれば、晴れてあなたは自由の身です。おめでとうございます!

もちろん、新しい環境で大変でしょうが、劣悪な前の職場環境に耐えていたあなたに掛かれば、屁でもないはずです。

前向きな良い緊張感とともに、身も心も新たに頑張りましょう!

おわりに

本記事で最も伝えたかったのは、もうこれ以上パワハラ上司に付き合う必要はないということです。

もちろんパワハラの証拠を残して、法廷で争うなんて方法もあるでしょうが、金銭的にも、労力的にも大変です。

争った結果、何か得られるでしょうか。何も生みません。関わるだけ損なのです。

今まで散々苦しんで、もう二度と顔も見たくないと思っているのに、法廷で毎日顔を合わせる必要ありますか?もう次に進みましょう。

またもう一つ重要なメッセージは、自分で行動しない限り状況は良くならないことです。

待っていても誰も助けてくれません。これまでがそうだったように。

最後におさらいですが、パワハラ環境から抜け出すステップは超シンプルです。

  1. マインドを変える(状況をなんとか改善しようではなく逃げてください)
  2. 身体を休める(元気がないと何も出来ません)
  3. 転職活動をする

以上です。

転職活動は慣れないうちは大変ですが、必ずあなたを求めている企業はあります。

じっくり腰を据えて転職するためにも、しっかり身体を休めて挑みましょう。

あなたがパワハラ環境から抜け出せて、生き生き働ける環境が見つかることを祈っております。それでは!

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