こんにちは、新米AIエンジニアのtakeです。
未経験からAIやデータサイエンスを独学し、AIエンジニアに転職した経験を発信しています。
私は未経験からデータサイエンティストへの転職の際、コンサルファーム、メーカー、そしてSIerの3社で面接経験があるのですが、
今日はその面接の場で聞かれた「未経験転職特有の質問」について全て公開したいと思います。
個人的にプレゼンでも面接でも、「準備が命」だと思っています。咄嗟に聞かれても上手く答えられないですもんね。
是非本記事を参考に、面接を有利に進めて頂ければと思います。
注意点としては、普通の面接と同じく、「自己紹介」、「自己PR」、「転職理由(転職の軸)」、「志望動機」、「面接官への質問(逆質問)」などは当然のように聞かれますので必ず準備して下さいね。
本記事はこれら以外に、未経験転職だから聞かれやすい質問にフォーカスしています。
それではいつも通り結論から。大きく分類すると以下4つです。
- データサイエンスに関する実務経験やコンペ経験について
- スキルや知識のレベルを確認する質問
- 未経験に対する懸念に関する質問
- プロジェクトマネジメント(PM)やリーダ経験を問う質問
以下、詳細を説明していきます。
1.データサイエンスに関する実務経験やコンペ経験について
・経験の有無・経験年数
・どんな内容の業務?コンペ?
・データはどれくらいあった?
・どうやって性能を評価した?
・どんな工夫、難しさがあり、どう克服した?(前処理やデータ増強など)
・どんなモデル、ハイパーパラメータの調整手法を用いた?それはなぜか
・どれくらいの効果があった?工数削減、精度改善、コンペの順位(上位何%?)など
・周りの理解やサポートは得られたか?
面接で最も深堀りして聞かれるのが、この「実務経験」や「実績」に関する質問です。
企業としては、自社で活躍してもらえそうか判断できるポイントだからです。この部分を重点的に準備して面接に挑みましょう。
このブログでは何度もお伝えしておりますが、そもそもこの実績でのアピールが弱いと採用される可能性は限りなく低いので、
もし面接の通過率が低いのであれば、この実績自体を充実させて挑むか、実績自体がなければ作ることからやり直すことを強くお勧めします。
しかし残念ながら未経験でも「実務経験」は問われるんです。
その「実務経験」の作り方も含めてこちらの記事で解説しておりますので、是非参考にしてください。
(2022.09.17更新) AIエンジニアやデータサイエンティストを目指している方々、日々膨大な量の勉強、お疲れ様です。今更ですが、AIエンジニアやデータサイエンティストに求められるスキルって、マジでキリがないですよね。。。数[…]
これから実績を作る際にも、事前に面接で上のようなことが聞かれること知っていれば、
こんなアピールしたいからこんな実績をこれから作ろうって感じで進められるので有意義かと思います。
是非、そんな活用も検討してみて下さい。
2.スキルや知識のレベルを確認する質問
・どんな開発環境で経験がある?
・どんな言語、ライブラリを扱える?
・どんなアルゴリズムに精通している?
・論文を読んで実装した経験はあるか?
実務未経験、独学・我流で学んだと言われてもレベルや扱えるツールも様々なので、
企業としてはこれらの質問で、開発環境への適応などがどれほどスムーズに行えるか、教育がどれほど必要か把握しておきたいのでしょう。
入社後のミスマッチを防ぐためにも自分のスキルを過大評価しすぎず、正直に伝えることが大事です。
個人的にはこれらには淡々と答えれば良いかなと思ってます。
3.未経験に対する懸念に関する質問
・新たな職種にチャレンジしようと思ったキッカケは?
・どんな目標を持っている?どんなキャリアプラン(3~5年先)を描いている?
・この会社でどう貢献できると考えている?
・どう活躍するイメージを持っている?
・年齢的にも年下が多い環境だが協調してできるか?
・未経験のことが多く大変だがそれでも粘り強くやれるか?
・家族の理解は得られているのか?
・年収は現職より下がるが問題ないか?
企業としては、未経験の人間をどう起用すれば一番活躍してくれるのかヒントが欲しい状況です。
自分なりの考えをぶつけて自分に合った仕事を貰いましょう。
キャリアプランなんかは前もって準備していないと口ごもってしまう可能性が高いので、必ず準備して挑みましょう。
未経験なので、やる気や気力を問われているようなものも多く聞かれますが、自信をもって答えればOKかなと思います。
4.プロジェクトマネジメント(PM)やリーダ経験を問う質問
・何人くらいを管理していたか
・どんな苦労があったか
・PM(プロジェクトマネジメント)を希望するか
・顧客や社内の役員への報告経験
・報告資料の作成可否など
これらは基本的にどの企業でも問われます。
個人的にはPMは向いている人がやれば良いじゃんという考えですが、最低限できる必要はあるかなとは思います。
出来ると重宝されるのは間違いないです。どの企業でも活かせるスキルですからね。
最後に
以上が未経験転職の面接で聞かれる質問でした。
面接当日に聞かれてからバタバタするのではなく、前もってこのような質問が聞かれるということを頭に置いて準備することをお勧めします。
緊張や肩の力も和らいで、面接も上手くいくと思います。
未経験転職者がすべき逆質問についてもまとめているので、参考にしてください。
こんにちは、新米AIエンジニアのtakeです。 未経験からAIやデータサイエンスを独学し、AIエンジニアに転身した経験を発信しています。 本日は、面接の最後に必ずある「逆質問(こちらから企業側への質問)」で、未経験転職者が企業側へす[…]
それでは行ってらっしゃい。皆さんが面接で本来の力を発揮できるように祈っています。
今日は、この辺で。