通過率が爆上がりした職務経歴書作成のポイント4選【未経験からAIエンジニアへの転職】

こんにちは、新米AIエンジニアのtakeです。
未経験からAIやデータサイエンスを独学し、AIエンジニアに転身した経験を発信しています。

今回は職務経歴書の書き方について共有したいと思います。
そう、皆さんが3度の飯より好きな「職務経歴書」です(笑)。

念のため職務経歴書とは、皆さんが「これまでどんな仕事で、どんな役割を担い、どんな成果を出してきたか」を表すものです。
転職活動ではまずこの職務経歴書を企業に提出し、「是非採用を検討してみたい」、「会って話を聞いてみたい」と思って頂けたら面接へと進めることになります。
言わば、皆さんの顔ですので、決してここで手を抜いてはいけません。

このブログでは未経験からAIエンジニアやデータサイエンティストへの転職方法を発信しています。
ご想像の通り、未経験者にとってはこの書類選考のハードルが異常に高いんです。
私の場合、30代半ばでの転職だったので余計に厳しかったと感じます。
出せども出せども全然会ってすらもらえない状況が続き、絶望しました。
それもそのはず、企業としては即戦力を求めているわけで、素人を雇ってゼロから教育したいという企業がいないことは当然でしょう。

しかし勝ち目が一切ないわけではありません。
ほんの少しの心掛けやポイントを押さえるだけで通過率は劇的に向上します。

私自身、転職エージェントに添削してもらったことがきっかけで通過率が劇的にアップしました。
せっかくここまで努力したのに、AIエンジニアに就けないなんて悲しいですよね。
そんな想いをして欲しくないので本記事では、面接に呼んで頂けるよう私が心掛けたポイントを共有し、これから選考に挑む方々の参考にして頂ければと思います。

順番に解説します。

1.アピール内容は絞れ

1つ目は、「応募先企業や職種に関係する経歴に絞ってアピール」です。

当たり前のことなのですが、なかなかできないことです。
私を含め、クソ真面目な方が陥りがちなのですが、これまで経験した経歴全てを事細かに記載してしまっていませんか?これは、ハッキリ言って0点です。
なぜなら企業側が知りたいのは、「あなたが自社で成果を挙げてくれるかどうか」であって、「あなたの経歴を0から100まで全てを知りたいわけではない」からです。
あなたが採用に値するかどうかを企業側に宝探してもらうのではなく、あなたがポイントを絞って企業側にアピールするのです。
はい、ここ超重要。テストに出まーす(笑)
今回応募する企業や職種に全く関係のない職務内容を延々とアピールされても読み手に全く刺さりません。ハッキリ言って時間泥棒です。

採用担当者も忙しい中、書類を斜め読みしているわけで、アピールポイントを絞って読み手の負担を減らしてあげないと、即ゴミ箱行きです。
(動画時代の昨今、このブログを読んで下さっている読者の皆様に伝わるかは怪しいですが、大量の字を読みたい人は少数派です。)
気づかぬうちにお祈りメールを送りつけられないよう気を付けましょう。

2.実績がすべて

2番目は、「実績をアピール」です。未経験職種への転職において、私が考える最重要かつ必須の項目です。
なぜならこの実績があるかどうかで、あなたが入社して活躍してくれるかどうかイメージが湧きやすいからです。

同じ未経験と言えども、勉強しただけの人と、実務に活かした実績のある人とでは、天と地ほどの違いがあるのは理解して頂けるかと思います。
この「実績」は超重要なので、必ず押さえてください。ボーリングでいうところのセンターピンです。
センターピンを外した時点でストライク(内定)は決して取れません。

まだアピールできる実績が揃っていないという方は、書類選考を通過する確率が格段に低い状態ですので、ぜひ現職で実績を作るところからやり直して下さい。
時間も労力も必要なので、面倒臭いかもしれませんが、この職種で転職後にやって行けそうかとか、働き方が自分の性格に合ってそうかとか、入社前に判断できるので、メリットしかないはずです。

どんな仕事でも、要因分析や将来の予測などデータサイエンスを活用できるシーンはあるはずです。
現職でネタがない場合は外部で開催のコンペ(KaggleやSIGNATEなど)に参加しても良いです。

この実績があれば、書類選考後の面接も圧倒的にスムーズに進むので、絶対に抑えて下さい。

念のため言っておきますが、実績の大きさは問題ではありません。
勉強にとどまらず実際に行動した事実が、アピールになるんです。
失敗を恐れずチャレンジあるのみ!

実績については、こちらの記事でも詳しく紹介していますのでご参考まで。
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3.独学内容や今後のチャレンジをアピールせよ

3番目は、「独学内容や、今後のチャレンジをアピール」です。
前の2項目に比べれば微々たるものでしょうが、選考を通過する確率は高まるはずです。
私はCourseraやUdemyの修了証、参加したデータ分析コンペでの成績(上位何%の成績)などを添付しました。
また私は自己PRとして新しいことへのチャレンジ精神を挙げていたので、過去の独学実績に加え、入社までに取り組むチャレンジ項目(Kaggleでの上位入賞や資格取得など)も記載しました。
これにより自己PRの信憑性も向上できたと思っています。

他にも、実装して作ってみたアプリや公開できるコードがあれば、そのGithubリンクなどを張っておけば採用側も判断しやすいと思います。
せっかくやったこともアピールしないと伝わりません。遠慮せず、ガンガンアピールしましょう!

4.成果は数字で語れ

最後は、「成果は数字で定量的にアピール」です。これは、未経験転職に限らず重要です。が、みんなできていません。

例えば工数を削減しましたと言われてもどれくらい凄い工数削減をしたのか、相手には全く伝わりません。

月当たり、1時間なのか、10時間なのか、100時間以上なのか。
全て「工数削減」ですが成果の大きさが全然違います。
また、同じ1時間の工数低減でも、効果が1回限りなのか、今後毎月効果が続くのかでも天と地ほどの差があります。
せっかく凄い成果を挙げていても「工数削減」では全く伝わりません。是非伝え方で損をしないようにしてください。

気づかぬうちに過小評価されているかもしれませんよ!

最後に

以上が、私が実践した書類通過を爆上げした工夫点です。ご参考になれば幸いです。

私の場合、転職エージェントに添削をしてもらってから通過率が高まりました。
やはり、第三者からフィードバックを貰わないと、独りよがりな文章を書いてしまいます。
まだ添削をしてもらっていない方は、気軽に相談してみると良いと思います。
添削に応じてくれない転職エージェントもいるので、転職エージェントと最初にコンタクトする際は、「職務経歴書の添削をして頂けるのであれば、御社経由で選考を検討します」と交換条件として掲げても良いと思います。
実際私はこうやって交渉し、快諾して頂けました。
親身に相談に乗ってくれる転職エージェントは本当に重宝するので是非根気よく見つけてください。
良い転職エージェントに出会えるかはガチャだと思うので、何人かに当たって良い人を見つけるしかありません。

それでは、今日はこんなところで。

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